カウンターとテーブルが二つほど
白い服を着た少し無愛想なおじさん
奥さん、または娘さんが
看板娘で愛想担当
スポーツ新聞と
週刊誌と
ゴルゴ13、3丁目の夕日、などの
ぼろぼろの本
本日の定食は650円ほどで
あと、組み合わせが複雑で
一回では把握できない
オーダーの妙
そのオーダーを見事に注文しきる
肉体労働派のお客
もちろん壁にかかったメニューは手書き
BGMはなし、またはAMラジオ
こんな食堂が好き
たらこを注文すると
「焼きますか?」って聞いてくれると
もっと好き
そして
「ほんのちょっと焼いてください」
って言うと
「はい」
って無愛想なおじさんが聞いてくれると
もっとわくわく
お漬物はおいしくなくていい
味噌汁は適当でいい
でもだしから取ってて欲しい
先に出て行くお客さんは
勘定とともに
感情の入った会話があれば最高
「娘さん元気?」
「あ~来年卒業や」
なんて会話は最高の添え物
食堂全体に
妙な香が漂ってても
そこは年月の醸し出す
雰囲気だから我慢する
夏は堂々と蚊取り線香を炊いてくれても
風物詩だから我慢する
そんな完璧な食堂が
ご飯のお代わりが
別料金だと
がっかり
そんな大衆食堂が好き
っていうか
大衆って言葉ごと好き
大衆、チャーシュウ、皆の衆
って叫ぶ村上ショージさんも好き
そんな村上ショージさんの
言い切ったギャグの後のような雰囲気で
今回は終わり
こんな終わり方は
嫌い
umeo 2008.04.25 05:11 edit
その極地が角打種かと
九州にしか無い物は少なくなってきました、店と云うより必然的な舞台でせうか、いや普遍的の語の方が合っているかな、10年後もさほど変わりないと想像できますが、かくtrueな物が無くなり表だけ飾った平凡な店だらけになってゆくのか、マシンと対話する新時代が来るのか、でもいずれにしてもそれは無くならないでせう